「買ってきた刺身の柵をそのまま切って食べると、生臭さが気になる…」そんな経験はありませんか?
実は、刺身の柵は適切な下処理をすることで、旨味を引き出し、食感をより良くすることができます。
この記事では、刺身の柵を洗うべき場合とそうでない場合の違いや、臭みを取るための簡単なテクニックを紹介します♪
柵を洗うべき?プロが教える正しい処理方法とは
刺身の柵は基本的に洗わなくてもOKですが、
表面に血やドリップがついている場合は、流水でサッと流し、キッチンペーパーで水分を拭き取ると臭みが軽減されます。
塩締めで臭みを取るテクニック
塩をまぶして水分を抜く「塩締め」は、刺身の旨味を凝縮させる効果があります。
やり方
- 刺身の柵全体に塩をまぶす(重量の2%程度)
- 5~10分置くと水分が出てくる
- 水で洗い流し、キッチンペーパーでしっかり拭き取る
このひと手間で、刺身の味が濃くなり、臭みも取れるのでおすすめですよ!
刺身の柵とは?メリットと美味しく食べるコツ
刺身の柵は、スーパーや魚屋で販売されている塊状の魚のことを指します。
切り身とは異なり、自分で好きな厚さにカットできるため、食感や味をより楽しめます。
刺身の柵とは?切り身との違い
刺身の柵とは、魚を捌いた後に一定の大きさにカットしたものです。
一般的な「切り身」との大きな違いは、柵はまだスライスされていないため、鮮度が保ちやすいこと。
切り身はすぐに食べられるメリットがありますが、断面が多いため鮮度の劣化が早く、味や食感が落ちやすくなります。
そのため、柵を購入して自宅で切ることで、より美味しい刺身を楽しめるのです。
刺身の柵を買うメリットとデメリット
メリット
- 鮮度が保たれやすい
- 好みの厚さにカットできる
- コスパが良い(切り身よりも割安なことが多い)
デメリット
- 自分で包丁を使ってカットする手間がかかる
- 正しく保存しないと鮮度が落ちる
柵を購入することで、より美味しい刺身を食べられるだけでなく、料理の幅も広がりますよ!
新鮮な刺身の柵を見分けるポイント
スーパーや魚屋で刺身の柵を選ぶときは、次のポイントに注目しましょう。
- 色が鮮やかで透明感があるか → くすんだ色のものは鮮度が落ちている可能性あり
- ドリップ(魚の水分や血)が出ていないか → 水分が多いと生臭くなりやすい
特にマグロやサーモンなどの柵は、表面が乾燥していないか、血合い部分が黒ずんでいないかも確認すると良いですよ!
スーパーで買った柵の適切な保存方法
柵を美味しく食べるためには、正しい保存が重要です。
保存方法 | 保存期間の目安 |
---|---|
冷蔵(チルド室) | 1~2日 |
冷凍(密閉容器) | 1週間~10日 |
塩締め・昆布締め | 2~3日 |
冷蔵保存の場合は、キッチンペーパーで水分を拭き取ってからラップで包むと鮮度を保ちやすいです。
冷凍する場合は、空気に触れないようにしっかりとラップし、ジップロックに入れると良いでしょう。
刺身の柵のおすすめの切り方
刺身の美味しさを引き出すには、切り方も重要!
魚の種類によって適した切り方が異なります。
- マグロ・サーモン:厚め(約1cm)にカットすると食感が楽しめる
- 白身魚(鯛・ヒラメ):薄め(5mm程度)に切ると口当たりが良い
- ブリ・カツオ:斜めに包丁を入れ、筋を断つように切る
包丁は刺身包丁がベストですが、家庭ではよく切れる包丁を使用し、刃を寝かせて一気に引くのがコツです!
まとめ
スーパーで購入した刺身の柵は基本的に洗う必要はありません。
しかし、表面の血や臭みが気になる場合は、流水で3秒ほどさっと洗い、すぐに水分を拭き取ることで、雑菌の付着や生臭さを軽減できます。
さらに、塩を使った「塩締め」や、塩を振って10~15分置いた後に洗い流す方法を試すと、より旨味を引き出せます。
刺身の美味しさを最大限に引き出すためには、適切な下処理が欠かせません。ぜひ今回の方法を試して、ワンランク上の刺身を楽しんでみてくださいね!